高齢者とストーマの問題ですが、最近は高齢になってからオスメイト(ストーマ保持者)になるケースが多くなっているようです。
自立、あるいは身の回りのことが出来る方がストーマ増設手術をされた場合、本人の努力次第では自宅復帰は可能です。
家族も出来るだけ自分で管理が行えるよう協力は必要ですが、協力体制のあり方は主治医や病院のソーシャルワーカーと十分な相談をしていくことです。慣れるまでに時間はかかりますが、日常生活が制約されないレベルまで持って行くことが出来ます。

高齢者の場合、目が不自由になる、手先が思うように動かない、あるいは寝たきりという状況もおうおうとしてありますので、介護に当たるご家族か、老人ホームでストーマの管理(交換、清拭、消毒、不都合の回避)をやってもらうことになります。
これらは医療行為に当たる部分が多いため、介護サービスのみを提供している老人ホームだと対応が難しくなってきます。
そのため、やむなく在宅でとなるかたも非常に多く、その場合は在宅支援も考慮に入れておいた方が良いかと思います。

日常生活にかかる介護(食事、おむつ替え、入浴など)に加え、排泄の処理がストーマにとって変わるだけでも介護に当たる家族の負担は大きいようです。